H2H百戦錬磨のトップランナーが語る- 伝統企業 × 新規事業のリアル -
多くの企業において、非連続な成長や収益構造展開に向けた新規事業開発を模索されています。しかし、事業立ち上げの教科書通りに進めようとしても、とりわけ組織規模の大きな伝統企業においては行く手を阻む様々な壁が存在し、思い通りに物事が進まない歯がゆさを感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、伝統企業の中で新規事業創出に取り組み、突出した成果を残してきた二人のゲストをお迎えします。 お一人目は、NEC 執行役員 兼 BIRD INITIATIVE 代表取締役 兼 dotData, Inc. 取締役の北瀬 聖光 氏。北瀬氏はNEC本体で中長期的な新規事業開発やCVC運営を進めつつ、別法人にて企業の研究部門が保有する技術をカーブアウトさせる事業やDXコンサルティングサービスもおこなっています。 お二人目は、新規事業創出の専門家として圧倒的な実績を生み出してきた守屋 実 氏。 ラクスル、ケアプロなどベンチャーの創業に参画するほか、JR東日本、博報堂、JAXAなど数多くの伝統企業の新規事業開発にも携わり、34年で53もの事業立ち上げを手がけてきた新規事業開発のエキスパートです。 「伝統企業は、必ず新規事業を生み出せる」と語るお二人。伝統企業ならではの強みを生かした事業を創るために、それぞれどのような行動を起こしたのか、ターニングポイントは何だったのか、豊富な実践経験から見えてきた成功へのエッセンスとは何か?実体験に基づくお二人のリアルな対談にご期待ください。
・新規事業の立ち上げや既存事業の拡張を模索されている事業開発担当者の方 ・次なる成長事業の立ち上げを模索されている経営者、または経営企画部の方
Guests
- 北瀬 聖光NEC執行役員
文教・科学市場で数多くの世界初・日本初の最先端事業開発を実現。 北米dotData,Inc.カーブアウト、オープンイノベーションによるAI創薬、Spin-In事業開発、クラウドファンディング活用など累計資金調達110億円以上、5社カーブアウト達成。大企業におけるイノベーションの事業開発・組織開発・人材開発の実績多数。2020年 BIRD INITIATIVE代表となり共創型R&D事業開始。 大企業×Startup型による日本の産業競争力強化に情熱をもって邁進中。
- 守屋 実新規事業家
1992年ミスミ入社、新規事業開発に従事。 2002年新規事業の専門会社エムアウトをミスミ創業者の田口氏と創業。 2010年守屋実事務所設立。新規事業家として活動。 ラクスル、ケアプロの立上げに参画、副社長を歴任後、キャディ、シタテル、ガラパゴス、みらい創造機構、ファンディーノ、日本農業、サウンドファン、セイビー、リベラウェア、フリーランス協会、おうちにかえろう病院、博報堂、JAXA、JR東日本スタートアップなどの取締役など、東京医科歯科大学客員教授、内閣府有識者委員、山东省経済顧問を歴任。 2018年にブティックス、ラクスル2か月連続上場。近著「起業は意志が10割」(講談社)、「DXスタートアップ革命」(日本経済新聞出版)。
- 志賀 康平株式会社ユーザベースMarketing Division INITIAL Marketing Team Manager
東北大学工学部を卒業後、西日本旅客鉄道(JR西日本)に入社。非鉄道事業部門の新規事業チームにてM&A・PMIを経験。その後、経営企画部門に異動し、グループ会社の経営管理業務、コーポレートベンチャーキャピタルの戦略策定、新規事業部門の立上げ及び合弁会社(新規事業)の撤退・清算業務を経験。2021年7月からユーザベースに参画し、SPEEDA事業のマーケティング&ブランディングを担当。