New Business Way人的資本経営時代を勝ち抜く変革リーダーたちのReal人事とWell-beingのトップが創る「人的資本経営」の今と未来
2023.6.13 配信分テクノロジー企業の台頭やデジタルシフトの加速による業界のゲームチェンジが進む昨今。日本は転換期を迎えています。 一方で、国内では生産年齢人口比率は過去最低を記録し、有効求人倍率はバブル時のピークを超え、労働力不足は日本最大の課題になっています。このような状況をいかに解決し、誰もが創造的に活躍できる日本をいかに実現できるのか。多くの日本企業がまさに変革の岐路に立っているのではないでしょうか。
2022年5月、「人材版伊藤レポート2.0」が発表され、「人的資本経営」への注目がますます高まりを見せており、各企業において具体的な打ち手が問われています。人的資本経営に必要な取り組みは「経営戦略と人材戦略の連動の実現」と「人的資本開示」の2軸にあります。元々企業が把握しきれていなかった人材資本を課題ごとにKPI設定し、As is / To beギャップを定量的に把握する方法が求められるようになっています。一方で、いかに経営戦略と人材戦略をつなげばいいのか、これまでの人的資源から人的資本への転換のために具体的にどのような取組みを進めればいいのか、悩まれている企業は多いのではないでしょうか。 そこで本回では、人的資本経営の実践に取り組む先端企業の経営者、リーダーの方々にお集まりいただき、各社における人的資本の考え方とその具体的な取り組み、そしてその推進における課題とその乗り越え方などリアルなストーリーを伺ってまいります。
この配信では、3部構成でお送りした特別編のうち、第1部をご視聴いただけます。
---------------------------- 『New Business Way』は、「企業の進化が新時代を創る」をテーマとしたビジネス情報番組です。新規事業の創出をはじめとした企業変革の必要性を感じながらも、実践が追いついていない企業も多いという仮説のもと、革新者の実践ストーリーを語り合う場としてスタートしました。毎回実践者の方々をお招きし、組織文化を変革し、企業の非連続な成長を実現させる方法を模索していきます。 ----------------------------
・企業変革を推進する経営者、事業を率いるリーダーの方 ・人事部門や経営企画、ESG推進部門を率いるリーダーの方 ・人的資本開示に向けて取り組みを推進する方 ・ビジネスの今を知り、事業のヒントを得たい方
Guest
- 平松 浩樹 氏富士通株式会社執行役員 EVP CHRO
1989年富士通入社後、主に営業部門の人事を担当。 プロダクト事業推進本部勤労部担当部長、ビジネスマネジメント本部セールス&マーケティング人事部長などを経て、2021年執行役員常務CHRO、2022年4月から現職。
- 小林 正忠 氏楽天グループ株式会社常務執行役員 Chief Well-being Officer
1994年慶應義塾大学卒業(SFC1期生)。1997年楽天創業から参画し、6人の日本人組織が100人、1,000人、20,000人、30,000人に拡大し、100ヶ国超の多国籍人財のマネジメント手法の違いを体験。2012年米州本社社長、2014年アジア本社社長を歴任。現在は人々を幸せにする役割を担うチーフウェルビーイングオフィサーとして、コーポレートカルチャー部門を立ち上げD&Iやサステナビリティ領域をリード。2001年慶應義塾大学に「正忠奨学金」を創設するなど若者の育成にも力を入れている。2011年世界経済フォーラムYoung Global Leadersにも選出。5児(娘3人息子2人)の父
- 川内 正直 氏株式会社リンクアンドモチベーション常務執行役員
2003年早稲田大学卒業後、 株式会社リンクアンドモチベーション入社。 採用や育成、人事制度構築、経営ビジョン策定・浸透など、一貫して組織課題の解決に向けたコンサルティング業務に従事。 顧客企業の組織変革を成功に導く傍ら、自社の新規拠点の立ち上げや新規事業「モチベーションクラウド」の拡大などを牽引。 2010年に、当時最年少で大手企業向けコンサルティング事業の執行役員に就任、2018年に取締役、 2022年に常務執行役員に就任しグループ最大規模である組織変革コンサルティング部門を統括。 著書に『マネジャーのための人事評価で最高のチームをつくる方法』(翔泳社) 。